人々は僕を見てなんて素敵な男なのとは言わなかった

最近、越路吹雪さんの曲を聴いていて
曲について調べていたら

ラストダンスは私に
越路吹雪
https://youtu.be/_TC5d3IEcUU

原曲の「ラストダンスは私に」は
松葉杖の作詞家ドクポーマスが作詞した曲で、
自分の手を介助しながら
一緒に踊ってほしいという思いが込められた曲だそうです。

当時ベン・E・ーキングがリードボーカルを務めていたドリフターズが歌っていました。

英語版
SaveThe Last dance for me
https://youtu.be/5ll8cKiudDA


越路吹雪さんの訳詩は
女性が主人公でいじらしい感じですが
原曲の作詞の思いを知ってからは
もっと深く曲への愛着が湧き出ました。

切ないけど可愛らしく
甘えているようで
ダンスがテーマだから楽しい雰囲気もあって。


うぶな男性が最後に女性が戻ってきて
自分と踊るのを待っている心境になぞらえたのでしょうか。
軽やかなメロディに込められた思いに心を持っていかれました。

Wikipedia
ドク・ポーマス


ブルース歌手でもあり歌唱もかっこいい

https://youtu.be/iZ6ngg5R0f8

Wikipedia引用
2010年ベン・フォールズとニック・ホーンビーのアルバムLonely Avenue にDoc Pomusという曲が収録された。
歌詞には1984年のポーマスの回想録からの引用

「僕は幸せな片輪ではなかった。人々は僕を見てなんてステキな男だ”なんて言わなかった」

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